神様修行はじめます! 其の五のその後
いやー、なんか、当人同士はけっこう真剣な状況みたいだけど。
なんせカワイイ生き物VSカワイイ生き物なんで、切迫感が伝わってこないんだわ。
しかも明らかにケンカ吹っかけてる小人さんに対して、穴爪ネズミったら完全にビビリ腰。
丸い小さな目を涙でウルウルさせちゃって、怯えてプルプル震えている。
「小人さん。なにがあったか知らないけど許してあげなよ。ほら、こんなに怖がってるんだから可哀そうだよ」
あたしがそうやって穴爪ネズミの味方をしたのが気に入らなかったのか、小人さんがクルリとこっちを振り返り、キーキー怒り出した。
なんか訴えてるみたいだけど、小人語ってあたし、わかんないんだよね。
小首を傾げているうちに、その隙を狙った穴爪ネズミがサッと素早く身をひるがえした。
あ、逃げた。
「――――……!」
気づいた小人さんが、小人語で叫び声をあげる。と、庭木のあちこちの木々が急にザワついて……。
―― ビュビュッ…… ビュッ……!
「わ! なにこれ!?」
どうやらあちこちに身を潜めていたらしい小人さんたちが、次から次へと飛び出してきた。
なんせカワイイ生き物VSカワイイ生き物なんで、切迫感が伝わってこないんだわ。
しかも明らかにケンカ吹っかけてる小人さんに対して、穴爪ネズミったら完全にビビリ腰。
丸い小さな目を涙でウルウルさせちゃって、怯えてプルプル震えている。
「小人さん。なにがあったか知らないけど許してあげなよ。ほら、こんなに怖がってるんだから可哀そうだよ」
あたしがそうやって穴爪ネズミの味方をしたのが気に入らなかったのか、小人さんがクルリとこっちを振り返り、キーキー怒り出した。
なんか訴えてるみたいだけど、小人語ってあたし、わかんないんだよね。
小首を傾げているうちに、その隙を狙った穴爪ネズミがサッと素早く身をひるがえした。
あ、逃げた。
「――――……!」
気づいた小人さんが、小人語で叫び声をあげる。と、庭木のあちこちの木々が急にザワついて……。
―― ビュビュッ…… ビュッ……!
「わ! なにこれ!?」
どうやらあちこちに身を潜めていたらしい小人さんたちが、次から次へと飛び出してきた。