計画的恋愛
「ひよりから離れろー!」

「キヨちゃん」

お兄ちゃんが暁君を私から引き離そうと暁君の腕を掴んだ瞬間、暁君が呟いた。


「え?『キヨちゃん』?」

私の頭の上にははてなマークが浮かぶ。

誰?


「な、な、な、何で暁君がその名前を!!!」

お兄ちゃんは何故か激しく取り乱し始めた。


「折角キヨちゃんから声を掛けてもらったのに、デートしてこなくて良いの?」

「な、な、な、何故それを!!!」

するとお兄ちゃんは暁君の言葉に一気に赤面。


「ひよの心配してる場合?」

「え」

「彼女、今頃フラれたかもって泣いてるかもよ?」

「え……」

今度は一気に青ざめる。

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