計画的恋愛
「私は天才だから他にはイタリア語、スペイン語、フランス語も話せるわよ?アナタは母国語しか話せないみたいね~」

悪かったわね。
母国語しか話せなくて。


「それにしてもアキラの妻はマナーもろくにわからないバカな女なのね~。こんな女の何が良かったのかしら」

イラッ。


「悪かったですね、わからなくて。それよりも日本語がわかるなら、日本語で話してくれれば良かったじゃないですか」

「そしたらアキラを独り占め出来ないでしょ?」


え。
まさか、この人……


「ねぇ、アナタに頼みがあるの」

「はい?」

「簡潔に言うわ。アキラを私に頂戴よ」


私は目を見開いた。
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