計画的恋愛
私も頭脳明晰な暁君のお陰で成績も上位を保てたし、私だって東大に入れちゃった。
そりゃ両親も暁君の事を信頼するのにも納得。


「ひより、しっかり勉強するのよ」

「ママ……」

私は瞳を潤ませる。

だって家族と離れるのは初めて。

寂しくないわけがない。


「ひよりは壮亮と違って勉強も出来て、家事は出来ないけどパパには誇らしい娘だよ」

「パパ……!」


私は感極まって二人に抱き付いた。

こうやっていつも優しく私を撫でてくれる両親が居なくなるのは辛い……。


「じゃあ暁君、ひよりをお願いね!明日の入学式の写真だけお願いね!」
「暁君、頼んだよ」

ママとパパは暁君にそう言って頭を下げる。


「勿論です」

暁君はそれに笑顔で返すとパパとママは車に乗り込んだ。

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