計画的恋愛
「ひよには俺がついてるよ。ご両親の代わりを俺がするから。悲しまないで」

私が両親の車を見えなくなるまで見送っていたら暁君が言った。

胸が温かくなる……。


「……うん、ありがとう……」

暁君が居てくれて良かったな……。
一人で残されたら絶対に数日で心が折れちゃう自信があるから。


「ひよ、お家に入ろう」

「うん」


三週間同じ屋根の下で暮らしていたけれど、今日からは二人きり。

緊張する……。


「ひよ、話があるから紅茶でも飲みながら話をしよう」

「うん」


手を引かれて私はダイニングテーブルに腰掛ける。

約10分後、暁君が淹れてくれた紅茶とおやつのクッキーが目の前に。

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