計画的恋愛
「初めてひよと手を繋いだのは、ひよが3歳1ヶ月と15日の時」

「え?」

「ひよに初めて絵本を読んであげたのがひよが3歳1ヶ月と18日。ひよが俺のお嫁さんになりたいと初めて言ってくれたのは、ひよが3歳2ヶ月と7日」


私との思い出を日付まで自信満々な笑顔で語る暁君に私はドン引き。
お兄ちゃんも尻餅した状態のまま固まってる。


暁君は本当に出会った頃から私を好きだったってこと……?

三歳の子供の私を……?


「ひよの事はだれよりも知り尽くしてるよ?嫌いだったブロッコリーが食べられるようになった日も、テストで初めて百点取った日も、生理が初めて来た日も知ってる。ひよのことなら何でも知ってるよ?」

そう言って暁君は得意気な表情を浮かべる。


「なっ!?」
「えっ!?」

お兄ちゃんも私も更にドン引き。


私ですら忘れているような事や、生理なんてパパやお兄ちゃんすら知らないと思うような事まで……。

というか、日付まで思い出せるのは異常としか言いようがない……。

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