計画的恋愛
「毎朝ひよに挨拶をして、たまにカーテンの隙間から覗くひよを眺めてずっと待ってたんだ。やっと念願だったホクロの数も知れたしね。俺が知らないひよの事ってもう無いんじゃないかな」


光悦そうな笑顔で語る暁君に、身体が小刻みに震える……。


「ホンモノの変態だぁ―――!おまわりさんっ!ストーカーが此処にいます!!」

お兄ちゃんが突然叫んだ。
しかも泣いてる。

どうやら暁君が怖くなったのか壊れたようだ。


でもこれは確かにお兄ちゃんのいう通り、ストーカー……。

暁君の愛に恐怖を感じてしまう程……。


「ストーカーだなんて失礼だね。俺はひよと結婚の約束をしてたんだからストーカーなわけないでしょ?」

「は?」

「結婚の約束を交わした相手を見ることは犯罪じゃないでしょ?」

暁君の返しにお兄ちゃんはポカンと口を開けている。

何、その理屈……。


「ひよは俺との約束を破るわけ?」

再び暁君を纏っている雰囲気がガラリと黒くなる。

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