クールな部長は溺甘旦那様!?
勝手に人の夢に出てこないでよね……。

視覚、聴覚が徐々に機能してくると、私はどこかの部屋で大きなベッドに寝ている状況を理解した。のろのろと鉛のように重たい身体を起こすと、胃から何かがこみ上げそうになる感覚に気持ち悪さを覚え、咄嗟に口元を手で押さえ込む。なんとか落ち着いたと思ったら、今度はズキリと頭が傷んで顔を歪めた。

いったぁ……ん? 

なんとなく下半身に違和感があって、私の身体をふんわりと包んでいる白いカバーの掛け布団をそっとめくってみる。

あれ? え……ええっ!?

履いていたはずのスカートが脱がされていた。私は見間違いだとブンブンと首を振って、もう一度見てみるけれど何度見てもパンツ一丁の下半身しか目に入らなかった。

「ち、ちょ……なにこれ!!」

思わず声に出すと、そのタイミングで誰かが部屋に入ってきた。
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