メーデー、メーデー、メーデー。
「私から逃げたかったんでしょう? それなのに、私と同じ病院で働きたいと思う早瀬先生の気持ちが分かりません」
だから、木南先生を益々困らせてしまう。
「木南先生自体から逃げたかったわけではありません!! そうじゃなくて…」
どうしても上手く話す事の出来ない早瀬先生。
「…早瀬先生は、本当に蓮に会いたくて会いたくて仕方がないですか?」
見兼ねた木南先生が話を変えた。
「当然です。私も、木南先生と同じくらい蓮を愛していました」
大きく頷きながら、即答する早瀬先生。
「…蓮が死んでしまって、あなたもいなくなってしまった時、すぐに蓮の後を追うつもりでした」
木南先生が衝撃的な事実をポツリと口にした。