メーデー、メーデー、メーデー。

 「おぉ…。ピンクい…」

 プレゼントを手に取り、微妙な反応を示す木南先生。

 「ピンクい?」

 リアクションも悪ければ、発した言葉も意味不明な木南先生に、こっちもどうするば良いのか分からない。

 因みにプレゼントは、頭髪が抜け落ちてしまった木南先生を想い、可愛いピンクの帽子にした。

 「沖縄弁。沖縄って、『赤い、青い、黄色い』と一緒でピンクも『ピンクい』って言うらしいよ。可愛いよね」

 「沖縄弁も可愛いけど、帽子も可愛いでしょう? 木南先生に似合うと思って選びました」

 沖縄弁について語り、なかなか被ろうとしない木南先生に、『ちょっと被ってみてください』と促すが、

 「うん。超可愛い。大事に床の間に飾らせてもらうね」

 何故か拒否された。
< 239 / 251 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop