ただいま冷徹上司を調・教・中!
二人で眠ることを克服した私達は、週末だけではなく、2日に1度のペースでお泊まりを繰り返していた。
自然に互いの家に互いの生活用品が増え始める。
そのことがどれだけ喜ばしいことだったか。
私達はそれら全ての気持ちを伝えあった。
そして二週間が過ぎた水曜日。
凱莉さんは以前から決まっていた出張に行く準備をしていた。
「せっかくの週末なのに……」
そうボヤきながら荷造りをしているのは凱莉さんだ。
仕事第一の人で、『仕事と私、どっちが大切なの?』と聞けば『仕事だろう。くだらないことを聞くな』とバッサリ切り捨てるように言い放ちそうなのに。
「休日は社会人の権利だろう?出張は仕方がないが、なにも土日返上してまですることじゃないだろうに」
と、今では週末デートを返上してまで、どうして仕事をせねばならないのか、と愚痴をこぼすまでになった。
人は変われば変わるものだな、としみじみ思う。
しかし平日の仕事では、長時間の残業は仕事の効率を下げる。
しっかりと計画を立てて業務に当たれ、と皆に言い聞かせ、今までよりも的確かつスピーディーに仕事をこなすおかげで、会社での評価も鰻登りのようだ。
「少しでも千尋との時間を確保したいがために始めたことだったけど、結果としてどっちも上手く回るようになった。これは千尋のおかげだな」
凱莉さんはそう言ってくれるけれど、私自身は何もしていない。
今だって凱莉さんの荷造りを手伝うことしかできてないのだ。
自然に互いの家に互いの生活用品が増え始める。
そのことがどれだけ喜ばしいことだったか。
私達はそれら全ての気持ちを伝えあった。
そして二週間が過ぎた水曜日。
凱莉さんは以前から決まっていた出張に行く準備をしていた。
「せっかくの週末なのに……」
そうボヤきながら荷造りをしているのは凱莉さんだ。
仕事第一の人で、『仕事と私、どっちが大切なの?』と聞けば『仕事だろう。くだらないことを聞くな』とバッサリ切り捨てるように言い放ちそうなのに。
「休日は社会人の権利だろう?出張は仕方がないが、なにも土日返上してまですることじゃないだろうに」
と、今では週末デートを返上してまで、どうして仕事をせねばならないのか、と愚痴をこぼすまでになった。
人は変われば変わるものだな、としみじみ思う。
しかし平日の仕事では、長時間の残業は仕事の効率を下げる。
しっかりと計画を立てて業務に当たれ、と皆に言い聞かせ、今までよりも的確かつスピーディーに仕事をこなすおかげで、会社での評価も鰻登りのようだ。
「少しでも千尋との時間を確保したいがために始めたことだったけど、結果としてどっちも上手く回るようになった。これは千尋のおかげだな」
凱莉さんはそう言ってくれるけれど、私自身は何もしていない。
今だって凱莉さんの荷造りを手伝うことしかできてないのだ。