浅葱色が愛した嘘
『ごめん。桔梗_____』
沖田の目からは静かに涙が流れていた。
_______!?!?
沖田が見せた初めての涙。
愛する人を傷つけたという罪の意識からその雫は流れた。
そんな姿に桔梗はそっと沖田を抱きしめた。
そして_______
そっと接吻をした。
『_______桔梗?』
沖田の目は大きく見開かれる。
桔梗は細く、綺麗な指で沖田の頬に手を当てた。
『馬鹿者。
私がどれほど傷ついたか…
私がどれだか泣いたか、お前に分かるか!?』
こんなにも辛く、苦しい思いなど、もうたくさんだ。
もう離れたくない。
例え私が妖だとしても、
沖田さんが人間だとしても、
生き物が違くとも、その真実がこの太陽の下にさらされるまではどうか
このままで居させてほしい。