浅葱色が愛した嘘
桔梗は泣きながら笑った。
その姿は沖田だけが見た、あまりにも美しすぎる姿。
沖田の頭の中には、もう
理性を保とうとする余裕でさえもなかった。
下半身へと伸びていた指を抜き、
桔梗の体を支えていた左腕をそっと外して、寝転がせる。
桔梗の体は仰向けになり、その両手はしっかりと布団が握られていた。
沖田はフワっと微笑むと
桔梗の股を開いた。
『え……いや!』
『おとなしくしてて。
大丈夫だよ、気持ちよくしてあげるから。』
そう言うと沖田は顔を下半身に近づけ、そのまま蜜所を舐めた。
『いやっ_________
ふぁッ……ッんんんっ!』
今までにないくらいビクンと体を大きく震わせ、自分の下半身にある沖田の頭に手を当てた。
桔梗から溢れ出る蜜を、沖田は自分の口で受け止める。
『甘い……。』
そんな言葉を呟き、
子宮(なか)にさえも沖田は自分自身を刻み込んだ。