浅葱色が愛した嘘





沖田の自室に戻った二人の間には静かな空間がひたすら流れていた。



桔梗はこれ以上、何を話せばいいのか分からない。



ただ一つ言える事____。





それは……

















『総司…さよならをしよう。』





別れを告げる事だけだった。


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