浅葱色が愛した嘘





え……



澄朔から突然告げらた言葉。





_______妹?



私が澄朔の?


そんなの、今初めて知った。








『俺が桂たちと行動を共にしていたのは、お前に再び会い、俺を殺すように仕向けるためだった。





憎しみという感情だけを向けている桂たちと居れば、お前は側にいる俺までも裏切り者として恨む。


沖田を斬れば確実にだ。


俺を殺すことによってお前の魂は潤った。』









そう、全ては愛すべき妹のため。





魂が潤いを得た事によって、しらばらくの間、桔梗の力が暴走することはない。




そして最大の目的は______。











『俺はお前を愛してた。



ずっとずっと、あの頃から。
俺はお前を守るためだったら何だって出来る。』






桔梗に殺されなければいけない理由があった。


同じ妖で桔梗でなければいけなかった。






桔梗が俺を殺せば




俺は光となり、桔梗の魂に吸い込まれる。






そうすれば……




俺の力は桔梗の力となり、



最後は必ず、桔梗を守ってくれるはず。




< 175 / 263 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop