浅葱色が愛した嘘
え……
澄朔から突然告げらた言葉。
_______妹?
私が澄朔の?
そんなの、今初めて知った。
『俺が桂たちと行動を共にしていたのは、お前に再び会い、俺を殺すように仕向けるためだった。
憎しみという感情だけを向けている桂たちと居れば、お前は側にいる俺までも裏切り者として恨む。
沖田を斬れば確実にだ。
俺を殺すことによってお前の魂は潤った。』
そう、全ては愛すべき妹のため。
魂が潤いを得た事によって、しらばらくの間、桔梗の力が暴走することはない。
そして最大の目的は______。
『俺はお前を愛してた。
ずっとずっと、あの頃から。
俺はお前を守るためだったら何だって出来る。』
桔梗に殺されなければいけない理由があった。
同じ妖で桔梗でなければいけなかった。
桔梗が俺を殺せば
俺は光となり、桔梗の魂に吸い込まれる。
そうすれば……
俺の力は桔梗の力となり、
最後は必ず、桔梗を守ってくれるはず。