浅葱色が愛した嘘
そして腹に蹴りを入れた。
男は呆気なく転がっていく。
「ゲホゲホっ……
て、てめぇ卑怯だぞ!!」
恥をかかされたのが余程悔しかったのか男は鋭い目つきで桔梗を睨んだ。
「卑怯?
もしこれが戦場だとしてそんな甘ったれた考えが通用すると思うか?
残念だが……お前は弱い。」
桔梗は刀を構え直し、男の方へと走った。
そして______
「勝負あり!!!」
すかさず反応した隊士だが桔梗の身軽な動きについていけず一撃で勝負がついてしまった。