ずっと俺がそばで守るから…
「あの…どうしてこの学校に来るのか分からない人間にわざわざ料理を作ってくれたんですか?」




「普通なら、入ったら教えるものじゃないのかと…」




確かに…この学校に通うかも分からない人間に自分たちの学校の秘密を教えているようなものだ。




すると、先生は少し驚いた顔をして「そんなの決まってるだろ?」と言って




「だって、生徒になって欲しいとか以前に、君たちは他人じゃないのだから。僕は君たちに会いたかった。」




「会いたかった人がわざわざ僕のところに遠くから来てくれたんだ。なら、歓迎するのは当たり前だ。」




「それに、僕は君の両親のレシピを君に受け取って欲しかったからな!だって、そのレシピ通りに作って他の人はただ、美味しい!と思うだけだけど、君は懐かしいとも感じたのだろう?」




「はい…」
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