バッドテイストーヴァンパイアの誤算ー
俺はちゃんと説明することにした、

でも、オレは彼女の反応が怖れているから彼女が話を聞けても応えられないようにしたかった

直接目線を交わすのが怖いから、彼女の鎖骨から胸に息がかかるギリギリの距離で匂いをかぎながら彼女の瞳から逃げる

「あれは血の契約だ」

彼女が俺を見下げている

「…っ、どう… ゆうこと?」

彼女の柔らかな胸の頂きに舌を這わせ彼女の鼓動が急にはね上がったことを確認したところで

「ヴァンパイアの心臓に直接人間の血を吸わせて身体に戻すと」

腰を撫で上げるとビクッと身体を震わせる

オレに蹂躙されているはずの彼女なのに、
これを伝えて彼女がどんな反応をするか想像するだけで怖くてしょうがない

「ヴァンパイアはその人間以外の血を受け付けない身体になる」

「!」

そっと蕾に触れれば反射的に反り返る彼女の身体に追い討ちをかける言葉、

「俺はもう一生お前の血しか飲めなくなった」

彼女が言葉を発してしまうのを阻止するために滅茶苦茶にする

彼女は俺の目を見つめて何かを言いたそうにしているがさせない

口を塞いで呼吸さえ満足にできないほど彼女の中で暴れていると、やがて彼女も舌を絡めはじめる

それが諦めてくれたようで情けないが安心する

こんなにひどいことをしているのに相変わらず君は拒みきれていない

君は未だにオレを甘やかしてばかりだ
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