御曹司と契約結婚~俺様プレジデントの溺愛に逆らえません~
「吉良先生、マスコミの方が――」
「先生~! 約束のお話、聞かせてくださいよ~」
ざわざわとあたりが騒がしくなり、ドアが開かれるとそこには人だかりが出来ていた。
「お待ちください、勝手に中に――」
静止しようとしたのは、スーツに眼鏡の、いかにも真面目そうな男性――彼こそ鷹凪の第一秘書・篠田だ。
その篠田を押しのけて前にしゃしゃり出てきたのは、妙にふざけた口調の中年男性。
「吉良先生~、お久しぶりです覚えてますかぁ? 週刊文冬の山田で――」
大きなカメラを首から下げた記者らしきその男性は、鷹凪と抱き合う奏の姿を見て、目をギラリと光らせた。
「っ先生、その随分と親しげな女性は……」
「ああ。ちょうどいいところに。山田さんに、彼女を紹介しようと思っていたんです」
つい先ほど浮かべていた悪魔の微笑みから一転、テレビの前でよく見る爽やかな笑顔で彼は言った。
「彼女は、私の婚約者です。近いうちに、籍を入れる予定なんですよ」
「先生~! 約束のお話、聞かせてくださいよ~」
ざわざわとあたりが騒がしくなり、ドアが開かれるとそこには人だかりが出来ていた。
「お待ちください、勝手に中に――」
静止しようとしたのは、スーツに眼鏡の、いかにも真面目そうな男性――彼こそ鷹凪の第一秘書・篠田だ。
その篠田を押しのけて前にしゃしゃり出てきたのは、妙にふざけた口調の中年男性。
「吉良先生~、お久しぶりです覚えてますかぁ? 週刊文冬の山田で――」
大きなカメラを首から下げた記者らしきその男性は、鷹凪と抱き合う奏の姿を見て、目をギラリと光らせた。
「っ先生、その随分と親しげな女性は……」
「ああ。ちょうどいいところに。山田さんに、彼女を紹介しようと思っていたんです」
つい先ほど浮かべていた悪魔の微笑みから一転、テレビの前でよく見る爽やかな笑顔で彼は言った。
「彼女は、私の婚約者です。近いうちに、籍を入れる予定なんですよ」