恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
「そうですか・・・あれ?岸川さん、この模型。ほら、ここ。壊れてない?」
「あっ?ああ。実は・・・昨日な、片づけてるときちょっと・・・翔くんが落としてさ」
「えっ!?翔が!?」
「そのことも湖都に話しておきたかったんだ。電話じゃなく、直接会って」
「あ・・・」
・・・嫌な予感がする。
私はオドオドと、岸川さんを仰ぎ見た。
「あ、あの・・ごめんなさい!岸川さんが大切にしているものを息子が壊してしまって」
「いやいや!それはいいんだ。翔くんもちゃんと謝ってくれたし。ほら湖都。顔上げて。俺を見て」
低く、優しい岸川さんの声音に引き寄せられるように、私は再び岸川さんを仰ぎ見た。
「あっ?ああ。実は・・・昨日な、片づけてるときちょっと・・・翔くんが落としてさ」
「えっ!?翔が!?」
「そのことも湖都に話しておきたかったんだ。電話じゃなく、直接会って」
「あ・・・」
・・・嫌な予感がする。
私はオドオドと、岸川さんを仰ぎ見た。
「あ、あの・・ごめんなさい!岸川さんが大切にしているものを息子が壊してしまって」
「いやいや!それはいいんだ。翔くんもちゃんと謝ってくれたし。ほら湖都。顔上げて。俺を見て」
低く、優しい岸川さんの声音に引き寄せられるように、私は再び岸川さんを仰ぎ見た。