浮気してるくせに平然な彼
ヤバイ。どうしよう、リュック橋本に取ってもらう?
いや、でも…………
やばい、俺リュックどこの配置に置いたっけ。
混乱して頭がまわんねぇ…………
「ゴメン。自分で取るから、顔伏せてて」
タオルを腰に巻き、半裸状態で風呂場から出る。
恐る恐る部屋の様子を見てみると、あろう事か俺のリュックは橋本が座っているすぐそばに置かれていた。
あーーーーーなんであんな所に置いたんだ。俺のバカ!!!
橋本に“まだ顔上げるなよ”と言いながら、ゆっくりとリュックを取る。
よし!!
橋本に気づかれないよう、リュックを取った俺はすぐさま風呂場に戻ってトランクスを取り出し、履く。