浮気してるくせに平然な彼







 下着の事しか頭になかった………
 服、ボストンバッグの中じゃん……


 パンツ1枚で出て行くワケにもいかないよな………


 さすがに2回も“顔伏せてて”と言うのも申し訳なく、ロッカーに用意されていたバスローブを羽織る。


 『お待たせ』と出て行くと同時に、俺のバスローブ姿を見た橋本は顔を赤らめた。


「見苦しくてゴメン」


「ううん、似合ってるよ!それと、コレ………」


 橋本は俺にドリンク剤と思われるビン状の飲み物を渡してきた。


 何コレ。渡してきたって事は飲んで良いのか?


 美容効果とか、そんな感じな飲み物??と疑問に思いながらも、一気に飲み干す。


「………マズッ!!」


 橋本いつもこんなん飲んでんのか。と、同情しつつ『ハイ、コレ』と渡されたモノを受け取る。



 ……………え。
 貰ったソレに一気に顔が青ざめる。


「橋本、コレどうした?」


「石田くん達が堀内には必要なモノだからって。あと、そのドリンクも石田くん達が……」


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