溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
キッチンカウンターに飾りながら、ついつい鼻歌が出そうになって苦笑いしかできない。
「いただきます」
「いただきます」
夕食はいつも、一緒に食べる。
蔵人さんはいつも無言だから私も無言。
でも、テレビを見ながら無関心に食べられるよりずっといいし、まずいって怒られないからまし。
それに箸の進み具合でおいしいのかおいしくないのか、なんとなくわかってきた。
「明日は車で行くから一緒に出勤するか」
珍しくそんなことを聞かれ、思わず正面に座る蔵人さんの顔を見つめてしまう。
蔵人さんはいつも、私より一本早い電車で出勤する。
仕事があるのか、――一緒に出勤したところを見られたくないからなのか。
どっちなのかはわからないけど。
「いいんですか」
「いただきます」
「いただきます」
夕食はいつも、一緒に食べる。
蔵人さんはいつも無言だから私も無言。
でも、テレビを見ながら無関心に食べられるよりずっといいし、まずいって怒られないからまし。
それに箸の進み具合でおいしいのかおいしくないのか、なんとなくわかってきた。
「明日は車で行くから一緒に出勤するか」
珍しくそんなことを聞かれ、思わず正面に座る蔵人さんの顔を見つめてしまう。
蔵人さんはいつも、私より一本早い電車で出勤する。
仕事があるのか、――一緒に出勤したところを見られたくないからなのか。
どっちなのかはわからないけど。
「いいんですか」