溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
誰もいない喫煙コーナーに私を連れて行くと、石川さんは煙草に火をつけた。
「おまえさぁ、君嶋に色気仕掛けしてるんだなぁ」
ふーっ、わざとらしく大きく石川さんが煙草の煙を吐き出す。
その音にすら反応してびくりと身体が揺れる。
「おとなしそうな顔してやるなぁ、おまえも。
そうやって君嶋に贔屓してもらってるんだろぅ?」
なんでそんなこと言われなきゃいけないんだろう。
蔵人さんは私にいろいろしてくれるが、私は蔵人さんが喜ぶようなことなんてなにもしてない。
第一、抱かれることすらできないのだ。
「見たんだよぅ、君嶋の車で一緒に出勤してきたの」
にたり、脅すように石川さんの目が歪んで背筋にぞぞぞっと波が立つ。
どうしてそんなことでこんな疑いをかけられなきゃいけないのだろうか。
自分の都合のいいように考えられるのは洋と一緒だ。
私の人生はこんな男に滅茶苦茶にされると決まっているのだろうか。
「おまえさぁ、君嶋に色気仕掛けしてるんだなぁ」
ふーっ、わざとらしく大きく石川さんが煙草の煙を吐き出す。
その音にすら反応してびくりと身体が揺れる。
「おとなしそうな顔してやるなぁ、おまえも。
そうやって君嶋に贔屓してもらってるんだろぅ?」
なんでそんなこと言われなきゃいけないんだろう。
蔵人さんは私にいろいろしてくれるが、私は蔵人さんが喜ぶようなことなんてなにもしてない。
第一、抱かれることすらできないのだ。
「見たんだよぅ、君嶋の車で一緒に出勤してきたの」
にたり、脅すように石川さんの目が歪んで背筋にぞぞぞっと波が立つ。
どうしてそんなことでこんな疑いをかけられなきゃいけないのだろうか。
自分の都合のいいように考えられるのは洋と一緒だ。
私の人生はこんな男に滅茶苦茶にされると決まっているのだろうか。