溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
本当に問いたい言葉は飲み込んだ。
私は変われたと思っていたけれど、実際はなにも変わってないのかもしれない。
ベッドに行こうという蔵人さんに誘導されて、寝室に行く。
ベッドの上に座ると、蔵人さんから後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「小雪は俺が結婚するはずだった相手だ。
でもあいつはアメリカでの仕事のオファーが来たとき、俺に断りなく決めたし、止める間もなく渡米した。
あいつにとっては結婚して幸せな家庭より、仕事での成功の方が重要だからな」
私の身体の前に回された手は落ち着きなくグーパーを繰り返し、戸惑っているのだと窺わせた。
「小雪との関係は完全に終わっている。
いまはただの取引先の人間だ。
だから和奏が気にすることはない」
ちゅっ、つむじに口づけを落とすと蔵人さんは離れた。
振り返ったけれど、その顔は無表情で感情が読みとれない。
「寝よう。
明日も早い」
「……そうですね」
私は変われたと思っていたけれど、実際はなにも変わってないのかもしれない。
ベッドに行こうという蔵人さんに誘導されて、寝室に行く。
ベッドの上に座ると、蔵人さんから後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「小雪は俺が結婚するはずだった相手だ。
でもあいつはアメリカでの仕事のオファーが来たとき、俺に断りなく決めたし、止める間もなく渡米した。
あいつにとっては結婚して幸せな家庭より、仕事での成功の方が重要だからな」
私の身体の前に回された手は落ち着きなくグーパーを繰り返し、戸惑っているのだと窺わせた。
「小雪との関係は完全に終わっている。
いまはただの取引先の人間だ。
だから和奏が気にすることはない」
ちゅっ、つむじに口づけを落とすと蔵人さんは離れた。
振り返ったけれど、その顔は無表情で感情が読みとれない。
「寝よう。
明日も早い」
「……そうですね」