溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
……だから、あれは誰ですか?

一度、気のせいだ、幻だと片づけたが、さすがに二度目になるとそうはいかない。
あの君嶋課長があんな顔して笑うなど、天変地異の前触れとしか思えないんだけど。

今朝と同じでパジャマに着替えてキングサイズとおぼしき広いベッドに潜り込む。

……君嶋課長はどうするんだろ。

気にはなったけど、疲れていてすぐに眠りに落ちる。
そして夜中になっても君嶋課長が寝室に来た気配はなかったし、朝起きてもいなかった。



翌朝は気分壮快で目が覚めた。
広いベッドでゆっくり手足を伸ばし、誰も気にせずに眠れるのはやっぱりいい。

リビングに行くと君嶋課長はまだ起きてないようだった。
朝食は作るべきだろうと冷蔵庫を開けてみたけど、ペットボトルの水と缶ビールが何本か入ってるだけだった。

……どういう食生活してるんだろ。
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