【BL】貴方を好きになっていいですか?
「…ねぇ、お父さん達、居る?」
僕は辺りを見回した。
そう言えば、さっきから二人の姿が見えない。
僕が周りには居ない事を確かめた後、直貴に
「昨夜は居たんだけどね。今は居ないみたい」
と、告げた。
直貴はそれを聞いて、ホッとしたような顔をして、僕の目を見ながら言ってきた。
「そっか。…なら今、彰さんにキスしても良いよね?」
「……え?」
突然の質問に、僕は直ぐに返事を返せなかった。
そんな僕の様子を見て直貴は、ニヤッとして僕の肩を掴み、彼の身体の方へと引き寄せた。
唇が触れるか触れないかというような至近距離。
そこで直貴は動きを止めた。