【BL】貴方を好きになっていいですか?
不思議に思って、自然と瞑っていた目を開けると、何故か直貴と目が合った。
彼は僕の顔をまじまじと見て、その後呟いた。
「………可愛い」
「………っ!!??」
直貴の息が僕の唇に触れる。
無意識のうちにビクッと動いた僕の身体を優しく抱き締め、直貴は目を閉じた。
吊られるようにして僕も目を閉じる。
そして――
「……っ、んっ」
優しく包み込むような口付けをされる。
直貴の手は、右手は僕の後頭部、左手は僕の背中へと回っている。
「……っは」
そっと彼の唇が離れていき、呼吸が自由になる。
大きく息を吸う僕を見て、直貴はまたもや「可愛い」と言い、頭を撫でてきた。
…これで終わりだろう。
…そう思ったのだが、直貴はこれだけでは終わらせてくれなかった。