獣な次期国王はウブな新妻を溺愛する
「フィリックス様が、町を訪れる度にくださるんだ」
「フィリックス様……?」
聞き覚えのない名前に、アメリは首を傾げた。
「詳しい素性は知らない。どこぞの国の商人だとは聞いた。時々リエーヌを訪れて、困っている最下層のものに援助してくれるんだ。だから、このあたりの人間は皆フィリックス様を慕っているのさ」
「フィリックス様……?」
聞き覚えのない名前に、アメリは首を傾げた。
「詳しい素性は知らない。どこぞの国の商人だとは聞いた。時々リエーヌを訪れて、困っている最下層のものに援助してくれるんだ。だから、このあたりの人間は皆フィリックス様を慕っているのさ」