逃げたがり王女~さらわれ囚われたと思ったら溺愛されてました!?~
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腕のなかでユリィ…ユティーリアが意識を失う
金色の瞳は輝きを失い、頬には涙の跡がある
眉は苦しげにひそめられ、赤くなった唇は少し痛々しい
だが目的は果たした
ユティーリア・オルブライト・ファライアン
十二年前に滅ぼされたファライアン王国の第一王女
黒髪灰目が多い中で
栗色の髪に金色の瞳はその証だ
なにより…
「共に過ごした幼き日を、お前は忘れてしまったのか?ユティーリア…」
重ねるだけの口づけを落とす
さっきは驚かせて薬を嗅がせるだけだったのに
血の気のない顔に、恐怖で今にも泣きそうに瞳を潤ませ、微かに震えながら見上げてくるユティーリアを見て、我を忘れて口づけてしまった
嗜虐心をそそる顔も…変わってはいないな
そしてそれに気づかない危うさも
今となってはもう腕の中だが
腕のなかでユリィ…ユティーリアが意識を失う
金色の瞳は輝きを失い、頬には涙の跡がある
眉は苦しげにひそめられ、赤くなった唇は少し痛々しい
だが目的は果たした
ユティーリア・オルブライト・ファライアン
十二年前に滅ぼされたファライアン王国の第一王女
黒髪灰目が多い中で
栗色の髪に金色の瞳はその証だ
なにより…
「共に過ごした幼き日を、お前は忘れてしまったのか?ユティーリア…」
重ねるだけの口づけを落とす
さっきは驚かせて薬を嗅がせるだけだったのに
血の気のない顔に、恐怖で今にも泣きそうに瞳を潤ませ、微かに震えながら見上げてくるユティーリアを見て、我を忘れて口づけてしまった
嗜虐心をそそる顔も…変わってはいないな
そしてそれに気づかない危うさも
今となってはもう腕の中だが