クールなサイボーグ部長の素顔
「さすが、伊月さんっすね!バリバリ仕事しますもんね!そんなわけで、この資料確認お願いしてもいいですか?」
とさらっと渡してくる。
ちゃっかりした後輩に
「上手いこと言うようになったわね!その調子で営業先でもしっかりやんなさいよ!見とくから置いといて」
そう言うと、私はメールチェックを始めた。
最後のメールは今朝来たもので、差出人は部長だ。
見たくない、開きたくない。
でも、仕事のことの可能性が…
subjectが私信だ!!
ますます開きたくない。
しかし、私信だろうとしっかり読んで返事を出すのが大人のマナー!
そう、私は立派な大人!
自分を鼓舞して開いたメールは短くもこうあった。
「今日の帰りに食事に行こう。退勤したら駐車場に来るように」
もはや、行く、行かないという選択肢についての問いは無かった。
拒否権発動しちゃダメなの?
ねぇ、ダメなの?
どうせ逃げられないのだと諦めて、私は返信を送った。
「分かりました。今日は三十分くらい押しますが大丈夫ですか?」
送ってからは、今日は書類関係の仕事に忙殺されて気付いたら昼休憩の時間になっていた。
メールをチェックすれば返信が来ていたので開く。
「三十分だな?問題ない。待ってる」
と来ていた。
確認してから、軽くため息をついたあと私は社食に向かった。
とさらっと渡してくる。
ちゃっかりした後輩に
「上手いこと言うようになったわね!その調子で営業先でもしっかりやんなさいよ!見とくから置いといて」
そう言うと、私はメールチェックを始めた。
最後のメールは今朝来たもので、差出人は部長だ。
見たくない、開きたくない。
でも、仕事のことの可能性が…
subjectが私信だ!!
ますます開きたくない。
しかし、私信だろうとしっかり読んで返事を出すのが大人のマナー!
そう、私は立派な大人!
自分を鼓舞して開いたメールは短くもこうあった。
「今日の帰りに食事に行こう。退勤したら駐車場に来るように」
もはや、行く、行かないという選択肢についての問いは無かった。
拒否権発動しちゃダメなの?
ねぇ、ダメなの?
どうせ逃げられないのだと諦めて、私は返信を送った。
「分かりました。今日は三十分くらい押しますが大丈夫ですか?」
送ってからは、今日は書類関係の仕事に忙殺されて気付いたら昼休憩の時間になっていた。
メールをチェックすれば返信が来ていたので開く。
「三十分だな?問題ない。待ってる」
と来ていた。
確認してから、軽くため息をついたあと私は社食に向かった。