クールなサイボーグ部長の素顔
なんで、皆して犯人が分かってるの?!ってそれは愚問か。
金曜の飲み会で一緒に帰ってるからね。
あぁ、この状況やりづらいったらありゃしない。
「山野辺さん、仕事しましょ?」
「休憩時間が楽しみだわぁ」
との一言を残しデスクへと向かった山野辺さん。
うん、それ根掘り葉掘りデスヨネ…
私は再びため息をついて、午後も引き続き提案書やら会議資料の作成をするのだった。
午後三時半。
皆一度休憩を入れる時間帯。
「千波ちゃん!さぁ行くわよ!コーヒー奢ってあげるわ!」
言うなり、サクッと連行される。
いーやーだーと言うのは顔に出ていただろうが、誰も止めないのは、山野辺女史には逆らえないから。
お気の毒に的な視線を向けられつつ見送られる私。
その時フッと部長の部屋に目を向ければ、仕事場ではサイボーグなはずの木島さんがフッと軽く微笑んでるじゃないか。
驚いてるうちに私は山野辺女史にガッツリ連行されて行ったのだった。
「で?あの送別会の日に何があったの?!」
そう聞く山野辺さんはとっても楽しそう。
「まぁ、簡単に言えばお持ち帰りされたんです。あのサイボーグ部長に…」
どうせバレているのだからとさっくりと答えた。
「それで?付き合うの?木島くんはずっと千波ちゃんが好きだったものねぇ」
との言葉にコーヒーを吹き出しそうになり、慌てて押さえ込んで噎せた。
金曜の飲み会で一緒に帰ってるからね。
あぁ、この状況やりづらいったらありゃしない。
「山野辺さん、仕事しましょ?」
「休憩時間が楽しみだわぁ」
との一言を残しデスクへと向かった山野辺さん。
うん、それ根掘り葉掘りデスヨネ…
私は再びため息をついて、午後も引き続き提案書やら会議資料の作成をするのだった。
午後三時半。
皆一度休憩を入れる時間帯。
「千波ちゃん!さぁ行くわよ!コーヒー奢ってあげるわ!」
言うなり、サクッと連行される。
いーやーだーと言うのは顔に出ていただろうが、誰も止めないのは、山野辺女史には逆らえないから。
お気の毒に的な視線を向けられつつ見送られる私。
その時フッと部長の部屋に目を向ければ、仕事場ではサイボーグなはずの木島さんがフッと軽く微笑んでるじゃないか。
驚いてるうちに私は山野辺女史にガッツリ連行されて行ったのだった。
「で?あの送別会の日に何があったの?!」
そう聞く山野辺さんはとっても楽しそう。
「まぁ、簡単に言えばお持ち帰りされたんです。あのサイボーグ部長に…」
どうせバレているのだからとさっくりと答えた。
「それで?付き合うの?木島くんはずっと千波ちゃんが好きだったものねぇ」
との言葉にコーヒーを吹き出しそうになり、慌てて押さえ込んで噎せた。