クールなサイボーグ部長の素顔
「だから、こちら側は誰も反対しないから安心してね?」

そう教えて貰って、私はほっと一息ついた。
どんな話だろうと少し気を張っていたみたいだ。

そうして、社長との面会も終わると定時から三十分程過ぎていたのでそのまま片付けて和臣さんと帰宅した。

帰るとさらに気が抜けたのか、私はソファーでぐったりしてしまった。

「千波、大丈夫か?」

心配そうに顔を覗く和臣さんに

「帰って来たら気が抜けちゃったみたい。びっくりさせてごめんね。大丈夫だよ」

きちんと話せば安心したのか一息ついたあと、笑顔を見せてくれた。

その夜は和臣さんが、ご飯を作ってくれた。
食べやすいように素麺に具を乗っけてくれたのでさっぱりと食べられた。

そのあとお風呂も入り、ソファーで和臣さんのことを待っていたが、早々に私は眠ってしまった。

疲れと妊婦特有の眠気からぐっすり寝ていた私は起きたらベッドで隣に和臣さんがいてびっくりしつつ目覚めて。

翌日からは噂がちゃんと広まり、社長も公認という仲なのも伝わり騒がしいものの突撃されることもなく無事に週末の両家顔合わせを迎えた。
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