レヴィオルストーリー2

「私達が…22歳の時。事件は起こりました。

今から行くナティアの故郷、ラレスカが、何者かに襲われ壊滅してしまったのです。

その時ナティアは私といました。だから彼女は無事だった。けれど彼女の村の仲間はみんな亡くなってしまった。もちろん、両親も。

知らせを聞いて駆け付けたナティアは、跡形もなくなくなった村を見て泣き叫びました。
私は、今度は私がナティアを慰める番だと一生懸命彼女を宥めて。

その甲斐あってか、ナティアは立ち直りました。
けれど、その時の教皇…私の前の方ですが、その方が一人生き残ったナティアをけなした。

お前が村を襲ったんじゃないかって。

あの方は犯人が見つからず焦っていました。
だからナティアに無実の罪をきせた。


結果、ナティアは国にいれなくなりました。」





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