【長完】Keeper.l
「ひどいよ〜僕の「知り合いなの?」

と、そこで、お姫様の声が混ざる。

「うーん。知り合いで『知り合いじゃない。』」

今度は、私が遮る。

『これで全員、揃ったの?』

周りを見れば、ある雰囲気が出ていた。早く話に入れ、という様な。急かされるのは、好きではないが。まぁ、いい。

『私が、生活の為に援交?してて、そこの総長さんを鴨ろうと誘ったら、ここに連れてこられた。まぁ、ここ、お姫様が居たんだね。ごめんね?お姫様。でも、私は彼女がいる男に手、出さないから。』

一旦、息継ぎ。一気に喋るのは辛い。

『それで、そこの藍色とは、昨日鴨った子。
まぁ、最後までやってないけど。』

お姫様にこんな下世話な話などしたくなかったが、自分から聞いてきたんだ。仕方ない。





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