【長完】Keeper.l
「星ヶ丘に行くの〜?僕達も通ってるんだ~。明後日から、一緒に登校出来るねぇ。学校着いたら、理事長室まで案内してあげる~。」
………こいつが、よく分からない。
一見、優しそうな奴にみえて、更にこっちを警戒していなさそうに見える反面、1番深くこちらを観察している。
こういうタイプが1番めんどくさい。腹の探り合いは、疲れるから嫌いなの。
まぁ、ここでこちらまで警戒したら駄目でしょ?だって、相手は私が気付いていないと思ってるもの。
________だから、ここはスルーが正解。
そういえば、さっきもスルーしたな。
『ありがとう。初めて行ったところで迷うのは嫌いなの。お願いするわね。』
「りょーかーい。」
「話は纏まったか?こいつが今日からここで暮らす。異論があるやつは?」
総長が問う。
「はァ。俺達が何言っても聞かねぇんだろ?龍は。昔っから頑固だもんなぁ。」
「分かったよ。全く。」
「お友達出来たー♡」
「りょーかーい。」
みんな意見が纏まったみたいだ。
『今頃だけど、自己紹介しましょ?あと、暴走族名も教えて欲しい。』
そう言うと、皆がはっと思い出したかの様に目を見開いた。
茶髪メガネが司会をしだし、自己紹介が始まった。
「ここは暴走族、神龍。関東NO.2で、姫1人と幹部4人の構成だよ。同盟が入れれば、大体700人くらいかな?じゃあ、自己紹介しよっか。」
関東No.2、か。まぁ、そりゃそうよね。だって、関東には全国NO.1のKが君臨しているんだもの。
………こいつが、よく分からない。
一見、優しそうな奴にみえて、更にこっちを警戒していなさそうに見える反面、1番深くこちらを観察している。
こういうタイプが1番めんどくさい。腹の探り合いは、疲れるから嫌いなの。
まぁ、ここでこちらまで警戒したら駄目でしょ?だって、相手は私が気付いていないと思ってるもの。
________だから、ここはスルーが正解。
そういえば、さっきもスルーしたな。
『ありがとう。初めて行ったところで迷うのは嫌いなの。お願いするわね。』
「りょーかーい。」
「話は纏まったか?こいつが今日からここで暮らす。異論があるやつは?」
総長が問う。
「はァ。俺達が何言っても聞かねぇんだろ?龍は。昔っから頑固だもんなぁ。」
「分かったよ。全く。」
「お友達出来たー♡」
「りょーかーい。」
みんな意見が纏まったみたいだ。
『今頃だけど、自己紹介しましょ?あと、暴走族名も教えて欲しい。』
そう言うと、皆がはっと思い出したかの様に目を見開いた。
茶髪メガネが司会をしだし、自己紹介が始まった。
「ここは暴走族、神龍。関東NO.2で、姫1人と幹部4人の構成だよ。同盟が入れれば、大体700人くらいかな?じゃあ、自己紹介しよっか。」
関東No.2、か。まぁ、そりゃそうよね。だって、関東には全国NO.1のKが君臨しているんだもの。