【長完】Keeper.l
ぼんやりと思考をする。
まず、1つ目の疑問点。何故、この私を受け入れたか。
だって、全国NO.1の不良校とも呼ばれる黒狼(こくろう) 高校からの転校生だ。しかも、性別は女。自分で言うのも何だが、そこに平然と通えるほどのやばい奴ってことでしょ?
それに、この高校は、“あの人達” の紹介。もし“あの人達” が何か調べれば簡単に素性がわかるだろう。知り合いって言うことで更にやばい要素が増える。
まさか、Kの先代?なんてことを思ったが、それは無い。だって、私の知り合いの先代達はみんな闇医者だとか、全国NO.1のヤクザである蓬城組に入ったとか、行き先を知っている。
2つ目、理事長という人がだれか。この高校を統治出来るほどの強さ。だって、不良に舐められたりしてはそれこそ、いけない。
そんな不良達を従えることが出来るくらいの強さ。
分からないなぁ。
調べてくれば良かった。
そう思っていれば、
「「着いたよ〜」」
2人から声が掛かる。
「「行ってらっしゃい。」」
『ええ。行ってくるわね。案内ありがと。』
そう言って、理事長をノックして部屋に入る。ここまでは良かった。
ただ、理事長の返事を聞かないまま入ってしまった。
やってしまった。癖が抜けきらないなぁ。
なんて事を考えながら慌てて顔に笑みを取り付ける。
がチャリと扉が閉まったのを気に理事長を見る。
そこに居たのは………。
⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
「あれぇ?里香ちんノックした瞬間入んなかった〜?ノックした意味ないじゃんねぇ?」
「まぁ理事長優しいから大丈夫だよね。」
理事長室を背にのんびりと歩き出す。
里香ちゃん。黒髪がとても綺麗な女の子だと思った。背が高い素敵な人だと思った。顔を見た瞬間、あまりの綺麗さに目が奪われた。
美人なのに、それを鼻にかけず強さがある。あんなにも綺麗な女の子が自分のことを守ってくれるという。実感が全然湧かない。
もちろん、神龍は居心地がいい。みんな優しくしてくれる。だから気まずさや引け目なんて思うことはなくて、でもやっぱり女の子が増えることは嬉しいことでもあって。
神龍はみんな人気だ。顔がかっこよくて強さもある。話せば優しいこともわかる。だからこそ女の子は寵愛される立場である姫のポジションに憧れる。
私が誰の彼女でもないから、なおさらに蹴落とそうとする。そんな環境じゃ、最終的に頼れるのは自分自身で。自分の身は自分で護るしか結論的にはできなくて。そしてそれが神龍みんなの安全に繋がることは間違いなくて。
星ヶ丘はヤンキーもいるけれど、普通の生徒もいる。だから仲良くなってくれる子はきっと神龍目当てだけでは決してないはずでも、どこか信じられなくて。
でも、里香ちゃんには、そんなこと気にしなくていいんだ。
もちろん、馬鹿じゃないから完璧に信じる訳にはいかない。私の安全は神龍のみんなの安全。私がバカをやればみんなの足枷になる。そんなポジションだけど、でも、それでも少しだけ信じてもいいんだ。
まず、1つ目の疑問点。何故、この私を受け入れたか。
だって、全国NO.1の不良校とも呼ばれる黒狼(こくろう) 高校からの転校生だ。しかも、性別は女。自分で言うのも何だが、そこに平然と通えるほどのやばい奴ってことでしょ?
それに、この高校は、“あの人達” の紹介。もし“あの人達” が何か調べれば簡単に素性がわかるだろう。知り合いって言うことで更にやばい要素が増える。
まさか、Kの先代?なんてことを思ったが、それは無い。だって、私の知り合いの先代達はみんな闇医者だとか、全国NO.1のヤクザである蓬城組に入ったとか、行き先を知っている。
2つ目、理事長という人がだれか。この高校を統治出来るほどの強さ。だって、不良に舐められたりしてはそれこそ、いけない。
そんな不良達を従えることが出来るくらいの強さ。
分からないなぁ。
調べてくれば良かった。
そう思っていれば、
「「着いたよ〜」」
2人から声が掛かる。
「「行ってらっしゃい。」」
『ええ。行ってくるわね。案内ありがと。』
そう言って、理事長をノックして部屋に入る。ここまでは良かった。
ただ、理事長の返事を聞かないまま入ってしまった。
やってしまった。癖が抜けきらないなぁ。
なんて事を考えながら慌てて顔に笑みを取り付ける。
がチャリと扉が閉まったのを気に理事長を見る。
そこに居たのは………。
⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
「あれぇ?里香ちんノックした瞬間入んなかった〜?ノックした意味ないじゃんねぇ?」
「まぁ理事長優しいから大丈夫だよね。」
理事長室を背にのんびりと歩き出す。
里香ちゃん。黒髪がとても綺麗な女の子だと思った。背が高い素敵な人だと思った。顔を見た瞬間、あまりの綺麗さに目が奪われた。
美人なのに、それを鼻にかけず強さがある。あんなにも綺麗な女の子が自分のことを守ってくれるという。実感が全然湧かない。
もちろん、神龍は居心地がいい。みんな優しくしてくれる。だから気まずさや引け目なんて思うことはなくて、でもやっぱり女の子が増えることは嬉しいことでもあって。
神龍はみんな人気だ。顔がかっこよくて強さもある。話せば優しいこともわかる。だからこそ女の子は寵愛される立場である姫のポジションに憧れる。
私が誰の彼女でもないから、なおさらに蹴落とそうとする。そんな環境じゃ、最終的に頼れるのは自分自身で。自分の身は自分で護るしか結論的にはできなくて。そしてそれが神龍みんなの安全に繋がることは間違いなくて。
星ヶ丘はヤンキーもいるけれど、普通の生徒もいる。だから仲良くなってくれる子はきっと神龍目当てだけでは決してないはずでも、どこか信じられなくて。
でも、里香ちゃんには、そんなこと気にしなくていいんだ。
もちろん、馬鹿じゃないから完璧に信じる訳にはいかない。私の安全は神龍のみんなの安全。私がバカをやればみんなの足枷になる。そんなポジションだけど、でも、それでも少しだけ信じてもいいんだ。