弟子にしてくれないと泣くかしら!
心配になって、ルイ……?と呼び掛けてみれば、我にかえった様子。


「……師の元へは明日向かうから準備しておけよ。ちょっと用事があってでる」


そう言って外へ出ていったルイ。



ドアに頭をぶつけていたけど大丈夫かしら……?



ドジなんてしなさそうなのに。新たな一面をみれて、また私は笑った。















そして、次の日。



ついに、ルイの師のもとに行く日がやって来た。


万が一失敗したときように離れないようにと手を繋ぐ。


そしてルイが魔法陣を展開させ、呪文を呟く。



「『景色固定。空間転移』」



その瞬間、今見えている景色がグニャリとまがり、そして、瞬き一つすれば私たちは森のなかにいて。


目の前には森と同化するように建っている家があった。
< 19 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop