暴君陛下の愛したメイドⅠ【完】
私はお皿に沢山乗せては食べていく。
先程あんな事があったからか、皆は私を遠巻きから見ていて
対する私はそんな視線気にせずにスイーツを堪能していると、
「ちょっと良いかしら?」
「……私ですか?」
「えぇ。他に誰がいるというの?」
何と先程顔を真っ青にして去っていったステラ王女が私の前に仁王立ちで立っているのではないか!!
しかも後ろに2人、女性を連れて。
「何のようですか?」
私がそう問いかけると、キツイ目つきで私を睨みつけては話し始めた。
「リード様は私(わたくし)ステラの運命の方なの!!今夜だって結ばれるの運命にある私達の仲を引き裂くなど………………貴女は一体何様なの?」
…………ん?
陛下とステラ様が結ばれるの運命って………………つまり運命だけであり確定ではないのでは?
それに運命の相手なら私なんて気にせずとも結ばれると思うんだけど……。
陛下は会場の中でも、ここから遠くの場所にいるため、恐らくこの程度の騒ぎなら陛下のところまでは伝わらない。
その事を知ってか、更に言葉はエスカレートする。