あいしてる。
家に帰ると
チィはいつものように
僕の足元まで飛んできた。



――絶対はなさないぞ。

チィはここにいるのが
1番幸せなんだ。




僕は
チィを抱いて
自分の部屋にいき

チィと遊んだ。




しばらくして
お母さんが部屋にきた。


「ねぇ、
 チィをあのネコのところに
 連れていってみましょうよ」



お母さんが
とんでもないことを言うので
僕はビックリした。



「あのネコは
 チィのお母さんじゃない!」


僕の言葉に
またお母さんは
哀しそうな顔をした。


「チィのお母さんじゃなかったら
 チィはあのネコには
 きっと寄っていかないわ」


「・・・・・・・」


「チィに、
 選んでもらいましょう」



お母さんはそう言うと
チィを抱きあげた。



「チィは
 僕の宝物なんだ!」


僕がそう言うと
お母さんは小さくため息をついて


「チィは
 もの、じゃないわ」


と言った。
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