あいしてる。
外が薄暗くなって
お母さんは帰ってきた。




「おかあさぁんっ!」


泣きながら
お母さんに飛びついた。



「ごめんね、おそくなって。
 おばあちゃんが倒れたって
 連絡があったから
 書きおきもしないで
 出てきちゃったの」



お母さんは
僕をギュッと抱きしめた。







お母さんがいなくなるって
こんなにこわいことなんだ。


僕はチィを見た。
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