iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「分かりました。飲み物だけ買わせて下さい」

「僕も持ちますね」

私はにこやかに返し、何事も無かったように床に落ちた財布を拾う。
小銭が散らばらなくて良かったな。なんて呑気な事をわざと考えながら、お金を自販機へと入れていく。

私は買い終わった後、坂本君に御礼を言って財布を返した。

坂本君はずっと無言だった。




もう、認める……

フミさんの言う通り、私は仁に恋に落ちている……。

仁の事を考えるだけで、少しずつ脈が早くなっていくのが分かる……。

この胸の高鳴りは、坂本君の時にも経験してるから分かる……。

でも本当は薄々気付いてた。
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