iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「ははっ……無理矢理にでも犯しときゃ良かった……」

仁は視線を逸らしながら苦しそうに顔を歪めた。


嘘……そんなこと思ってないくせに。

貴方は優しい人だから、私の嫌がることは一切しなかった……。


「もう私に関わらないで下さい」

涙を必死に堪えながら、平静を装い突き放す。


「……分かった。もう鈴宮には関わらない」

消え入りそうな声で言うと、仁は踵を返して歩き出した。


離れていく背中に心は行かないでって叫んでる。
< 558 / 738 >

この作品をシェア

pagetop