変わる想いを貴方に捧げる

···式


 式当日

浅野家は
真吾、優、蒼真、拓真、晶、風間、秀斗先生
海堂家は
弦、由奈、菊乃、邦夫、絢、由季斗、二人の子供の爽 (さや)
で、式は厳かに行われた。

誰もが、ため息をもらすぐらい
美形の和真
輝くほど綺麗になっていく鈴音

係りの人も、見つめていて
時間がずれるほどであった。

由季斗も絢も
鈴音の幸せが嬉しくて涙をながすから
鈴音も一緒になって泣いていた。

和真は、鈴音の涙を拭きながら
二人に、お礼を言った。

由季斗がいなかったら
誰もいないところで倒れていたかも
しれなかった。

二人は、仲睦まじい鈴音と和真をみて
本当に良かったと
改めて思った。

この日、鈴音は
海堂 鈴音から浅野 鈴音となった。
今日は、このホテルに泊まり
明日、中国に経つ。

両家の家族は、食事をしたり
飲んだりとホテルで皆
寛いでいた。

蒼真、拓真、風間、晶と秀斗
由季斗と絢、爽も
ワイワイとやっていた。
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