あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
そんなことを話しながら神社に向かって歩いていると

後ろから聞き覚えのある声がした。


「あれ?芽依、南美?」

「あっ!千夏!あれ、隣彼氏!?」


南美ちゃんのその言葉に

私は一瞬振り向くのを躊躇した。


「ねぇ芽依見て!千夏の彼氏!」

「わ、ほんとだ。初詣?」

「うんっ。芽依たちも?」

「うん。」

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