あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
目が覚めていきなり私がいたら驚くだろう

そう思って、ベッドの近くのカーテンを閉めると

芳樹までカーテンの外についてきた。


「会わないの?」

「……今、俺が言っても混乱するでしょ。」

「そんなことないよ、芳樹は家族だもん。」


私が行ったらびっくりするだろうけど、と言うと

芳樹は複雑そうな顔をしていた。

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