あの日の帰り道、きっとずっと覚えてる。
当たり前だと思い込んでいた日々は特別なんだと学んだ。
人は、こんな形でしか学べないのかと思うと、悲しい以外のなにものでもない。
ならば、これからは俺たちが伝えていこう。
平凡だと思い込んでいる日常の大切さを。
生きていることの素晴らしさを。
ここにある街も、好きな人も嫌いな人も、無くてはならない大事な宝物だということを。
あの日のことを、来年も、再来年も、何十年もずっと覚えておくために。
明日へ繋げるために。
みんなで手を取り合って。
勇気を出して。
光り輝く希望の道を、力強くかけていこう。
〖完〗