冷たい君の不器用な仮面






そう、ここ最近なんだか太陽はずっと不機嫌。





たしか、瀬戸くんが私を狙うとか馬鹿なことをい始めた頃から……だったかな







……まあ多分、それは関係してないんだろうけど





……はっ、もしかして……







好きな人となんかあったとか?





__それは…いけない!





なんてったって、太陽の初恋の人なんだから!!多分だけど!





これは私の出番かな!





「ねえ、たいよう。前に言ってた好きな人と何かあったの?」






「?!は、なんで」





「だって最近ずっと不機嫌じゃんーなんかあったなら相談してよ!幼馴染なんだからー」






「……いや、主にお前のせ__……」





「ん?なんて?」






「や、何もねーよ」






太陽はそう言ってまた机に突っ伏してしまった。





…相談して欲しかったのに





そんなに私って、頼りないのかなぁ…





なんかちょっとへこむ。





私は今まで何かあったら太陽に何でも相談して、助けてもらってたけど……





そういえば太陽から私に何か言ってくれること、あんまりなかったな…





私は改めて自分の不甲斐なさに悲しくなった。






もっとしっかりしてて、周りからも信頼されるような人だったら…





__太陽も、私を頼ってくれたのかな……





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