冷たい君の不器用な仮面






***






「ああもう、私ってほんとバカ」





私は切り株に座り、木々の葉っぱから漏れる光を見つめながらつぶやいた。






教室から飛び出して無我夢中で走り、気がつくと、あの私たちの秘密の場所に来ていた





私はそっと目を閉じ、さっきの太陽との会話を思い出す。






__…何で私はこんなに自分勝手なんだろう





いくら幼馴染だからって、言いたくないことはあるものだ。




現に私だって太陽にたくさん隠し事をしてる。






なのに、何で自分がされる傷つくんだろう。





分かってたのに。







隠し事を一つや二つすることも





それが普通のことで、当たり前だということも





頭ではそう、ちゃんと理解してたつもりだったのに







……何で?








何であの時、あんなにも悲しくなっちゃったの?







私は体を小さく丸めて、自分の腕をぎゅっと掴んだ。






…本当に、上手くいかない






何もかも、上手に出来ない







__ごめんね、レイ、太陽。







……私のせいで、嫌な気持ちにさせてるよね







必ず謝るから……だから、








__まだ私を嫌いにならないで……










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