私のご主人様Ⅴ(SS?投稿しました)
「足りねぇっつたろ」
「えぇ?」
季龍さんはまだ満足してないみたい。
頭はもちろん、背中に腕を回されて逃げ場どころか、逃げる気すら与えてくれない。
季龍さんが満足するまで付き合うしかなさそう?
火着けちゃったの私みたいだし、やっちゃったなぁ。
「っくちゅ!?」
「…」
くしゃみ…しちゃった。
恐る恐る季龍さんを見ると、少し呆れ顔。
「風呂入ってこい」
「え…。や、です」
「嫌じゃねぇ。風邪ひいたらどうすんだ」
「…ひきません」
「嘘つくな。いいから早く入ってこい」
触れていてくれた手があっさり離れていく。
早く行けと言わんばかりに手を振られる。あまりにもサバサバし過ぎてて、悲しくなってきた…。