私のご主人様Ⅴ(SS?投稿しました)

「足りねぇっつたろ」

「えぇ?」

季龍さんはまだ満足してないみたい。

頭はもちろん、背中に腕を回されて逃げ場どころか、逃げる気すら与えてくれない。

季龍さんが満足するまで付き合うしかなさそう?

火着けちゃったの私みたいだし、やっちゃったなぁ。

「っくちゅ!?」

「…」

くしゃみ…しちゃった。

恐る恐る季龍さんを見ると、少し呆れ顔。

「風呂入ってこい」

「え…。や、です」

「嫌じゃねぇ。風邪ひいたらどうすんだ」

「…ひきません」

「嘘つくな。いいから早く入ってこい」

触れていてくれた手があっさり離れていく。

早く行けと言わんばかりに手を振られる。あまりにもサバサバし過ぎてて、悲しくなってきた…。
< 313 / 407 >

この作品をシェア

pagetop